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アトリエに入ってびっくり! カントリー・オリエンタル・モダン・・・ 様々なスタイルがミックスされたインテリアは、 絶妙なバランスで調和がとれていました。 ミックススタイルのセンスを持った フローリストのジュンコさん。 常に目標をたててクリアしていく、 ライフスタイルの達人です。

Photos : Takumi Sato
  ― カリフォルニアでの目標 ―

結婚してすぐ、カリフォルニアへ行ったんですね。 3年間行きますよって言われてて、目標を立てたんです。 1年目は英語を勉強して、 2年目は英語で何かを勉強して、 3年目は英語で働きたいと思っていたんですね。 2年目の勉強は、 「お花」「ジュエリー」「お料理」をやったんです。 ジュエリーは、その時すごく好きだったんです。 私の住んでた近くはクロムハーツ発祥の地ということもあり、シルバージュエリーの 人気があったんですね。
  3年目、ビザの関係でなかなかお仕事が見つからなくて 困っていて、ずっと習っていた英語の先生に相談したところ、 「空港のツーリストインフォメーションの仕事が ボランティアだったらできるよ」って教えてもらって、 「お金もらわなくてもいいから仕事やらせてくださいって」 雇ってもらいました。 「英語」「お花」「ジュエリー」「お料理」と 習い事は継続していたので、 3年目は仕事もしながら全部やっていて すごい充実していました。 こうして最初にたてた目標は、全部クリアしたんです(笑)

― 帰国後の新たな目標 ―

アメリカのフラワースクールは、 日本でいうカルチャースクールのような所でした。 当初は「楽しめればいいや」という感じで 仕事にすることなどは考えていませんでした。 日本に帰ってくることになって、新たに目標設定を考えまして、 「10年つづけていけることをやろう」と。 その時25歳だったんですが 35歳には何かものになるだろうと思ったんですね。 その時、ジュエリーのブームが自分の中で去っていました。
  先生は、もうほとんどのことを全部私にまかせてくれたので、 仕入・準備・教えることなど何でもやるようになりました。 そこでおよそ2年半ほどみっちり、アシスタントをやったんです。 お給料もほとんどなくて、朝早くから夜遅くまで勤務して結構大変でした。 土曜日に勤務しなければならない時もあり、家庭のことを考えると 気苦労も絶えなかったです。 だけどおかげで、一人で全部できるようになりましたし、 その時を乗越えられたからこそ今があるのだと思います。 こうしてついに独立宣言をしました。
自分がつけたいと思わないとなかなか人のために作れないと思ったので ジュエリーはそこで選択しませんでした。 お料理は毎日作るので、10年以上つづきますし。 それでお花にしようと思ったんです。
日本に帰ってからは、フラワーアレンジメント教室で 普通にお稽古をはじめたんですね。 しばらくすると先生からアシスタントを依頼されて、 アシスタントをすることになりました。
 

― アンテナを張る ―

自分が選んだお花が「センスいいね」「かっこいいね」 「目からウロコ」と言われたり、びっくりされることは、 うれしいなって思います。 アンテナを張るっていうことをたぶん無意識で やっているんだと思います。 お花の雑誌やグリーンを見たりだとか、 服や料理プレートの色合いとか、 いろんなところに興味をもっているのかな。
  興味のない人が通り過ぎちゃうようなところで、 立ち止まって「これは何?」という疑問が 自然と沸いてくるんですよね。 特に明るい色合いのモノを見るとうれしくなるんです。 普段、例えば本屋の前を通ったら、 ちょっと雑誌を見ていこうかなって立ち寄ります。 雑誌はね、結構かたっぱしから見る人なんですよ。 六本木ヒルズのスタバって、コーヒー飲みながら雑誌が 読めるじゃないですか。 月に2回ほど、朝1番でそこに行って、 片っ端から雑誌を見まくるんですよ。
  「こういうことっていいな」って思ったことは、メモ帳に書き留めて。 お花のデザインのアイデアだったり、旅行に行きたい所だったり、 おいしそうな料理のレシピだったり、 ホームページを作るときのテクニックだったり・・・ ライフスタイルを充実させるために無意識にやってるんですよね。 ごはん1つにしても楽しみたいっていうのがあるんです。 レッスンをアトリエでやっていると、 来てくれる生徒さんたちが 「この家具変わりましたね」とか 「ここに飾ってある花素敵ですね」と言ってくれます。

そういうこともあるから、インテリアに関することは、 自然とアンテナが高くなっているかもしれないですね。 インテリアのスタイルについて、よく聞かれるんですけど、 木目調が好きとかクローム系が好きとかいうわけじゃなくて、 好きなもの集めてるだけなんですよ。 でもちょっとしたところに気をつけてます。 ホワイトボードは使わないで黒板を使ったり・・・

― ライフスタイルの充実 ―
  仕事以外の時は、家にいることはほとんどなくて、 サイクリングに行ったり、水泳に行ったり・・・ 最近水泳にはまって(笑) DVD見ながら研究してます。 家にいることは、ほとんどないですね〜 ライフスタイルを充実させるために、 お花と料理があれば家族が楽しく幸せに暮らせるイメージが すごくあるんです。 だから料理も楽しく一生懸命作ってますし、 お花も絶やさず飾っています。

本はわりと洋書を読むことが多いかな。 海外へ行った時などは、必ず本を買ってきます。 お花の本は勿論、料理とかインテリアとか・・・ 今年は、フランスに行ったんですね、パリへ。 やはり、たまに海外へ出て新しい空気が吸いたくなるので、 年に2回ぐらいは、必ず海外へ行っています。  

― 東と西の融合 ―

カリフォルニア料理っていうのは 今から注目されるべき料理だと思います。 垣根のない料理なんですよ。 代表的なカリフォルニアロールみたいに、アボカドをお寿司にしちゃったりとか、 ポン酢とカマンベールを合わせたリゾットとか。 ほんとに目からウロコっていうぐらいおいしいんですよ。 東と西の融合ですよね。
  垣根のないものが大好きなんです。 垣根をとっぱらって、キレイかキレイじゃないか、 好きか好きじゃないかとか。 カリフォルニア自体、いろんな人種が混じっていて、 いろんな人種のるつぼなんですよ。 だからそこで学んだことは、大きいですよね。 これとこれを合わせてこうしちゃうの?みたいな。
  お花もそうだけれども 菊だからいやだっていうんじゃなくって、 菊だって見方変えれば、すごくかわいいものもあるし、 和のモノと、洋のモノが融合されたら すごくいいものができます。 そういった垣根のないものを1つにした作品を 写真でもいいし、レシピでもいいし、 1つにまとめれたらな〜って。 絶対流行ると思うんですよ! そういうのをいずれ、自費でもいいので 本にしたいなっていうのがあって・・・ それが、これからの目標です。

― メッセージ ―

お花に興味がある人は、 まず近所のお花屋さんでもどこでもいいので、 お花を一輪選んでみて、それに合うものを 何か2輪ほど、実モノでも葉っぱモノでもいいし。 その選んだものを自分のために飾ってほしい。 お花って、やっぱり人が来るから特別にって飾るかたが 多いですけど、自分のために飾ってみてほしい。
  そこでもう少しお花のことを知りたいなとか これを集めて1つのアレンジメントを作ってみたいなと思えば、 いろいろなところで習ってもいいですよね。 まずは、自分のためにお花を飾ってみてはいかがでしょうか。 自分のためにお花を飾るかたは、なかなかいらっしゃらないんですけど、 それがどれだけ気持ちにゆとりを与えてくれるかは、 なかなかわからないものです。 お花はどうせ枯れちゃうしとか、高いしとかあるから、 自分のためにというのがなかなか・・・
  でもこれって、すごくセンスのいいことだと思うんですよ。 今日レッスンに来てくださっている人もそうなんですけど、 こうやって、時間とお金をかけてお花っていうのが、 なかなかないじゃないですか。 お洋服買うのと違ってなくなってしまうものなんだけれども、 だからこそ魅力があるんです。 「このお花なんか昨日までつぼみだったのに もう咲いている!」って、生きていてキレイで見ていて楽しい♪ お花を飾って味わってみたら、離れられなくなると思いますよ。(笑)

ジュンコ Junko

3年間のロサンゼルス滞在中は カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)等で シルバージュエリーのデザイン& メイキングを学ぶ。
帰国後 フラワーデコレーターの アシスタントを経て、 所属フラワースタジオにて 大手店舗、ホテル、化粧品メーカー等の 店舗装飾、パーティーや撮影の フラワースタイリングに従事する他、 レッスン講師を務める。
2004年12月 Flowers of Happiness を設立。 「フラワーアレンジメント& スタイリングレッスン」を主宰。 会場装飾、個人宅への定期的な活けこみ等 フリーのデザイナーとして活動する中、 各種女性誌等で取り上げられるなど ライフスタイルも注目されている。

  ■好きな一言ヒアリング■

[色]グリーン(毎日変わる)
[食べ物]ガーリック風味、もも
[雑誌]写真のキレイな洋雑誌
[音楽]ギター
[場所]洗足池
60%以上グリーンがあると落ち着きます。
80%以上あると、α波が出る感じで(笑)
[健康]体を動かすこと。
油をとりすぎないこと。
[言葉]East meets West
(東洋と西洋の融合)

  カメラマンのタクミ君が「おぉー!」と感動していたのが swatchのtwin phone。 名前の通り、受話器下の台座の部分も受話器になって、3人でお話できる優れもの!! こんなおしゃれアイテムがアトリエ中にあるんです。


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